2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
St. Clair ScentsのCASABLANCA 最初に広がるのはフレッシュで鮮やかで水彩の透明感を持つ柑橘 よく嗅ぐとピンクグレープフルーツの爽やかな甘さが感じられる 少しすると果実の甘さとポテっとした質感が水彩の中に控えめな重さとして混じるようになった その…
Jorum StudioのPhloem、いつにも増して好みな香り方をしたため書き残しておく ピーチ様のフルーティ要素は薄くココナッツよりあっさりしたクリーミーさのチュベローズにベリーの甘酸っぱさを足したクリーミーフルーティフローラルの上に、ガツンと濃い塩水の…
Hiram GreenのLustreは、公式にもある通りほぼローズのソリフラワーなのだが、表情が独特で豊か まずはローズウォーターのように瑞々しい質感でスタート シトラスの爽やかさとオイリーでハニーのような花粉の甘さを含む軽やかハーバルなローズで、クローヴ調…
Areej le DoréのWalimah 最初に感じるのは薬っぽい苦みにオレンジブロッサム様の艶のあるフローラル、明るいアンバー調の甘さで、タバコのようなドライで明るい枯れた葉のニュアンスで全体が落ち着いている その中を潜っていくとチュベローズのクリーミーで…
Stephane Humbert Lucas 777のSoleil de Jeddah(ジェッダの太陽) 最初はラベンダーにも通じる薬草のザラザラ感と苦みが、花の蜜のような濃い甘さに漬け込まれ、押し出し強く鼻に届いた 甘みは強いが薬草のおかげでしつこくない 少しすると蜜の中に熟れたマン…
Areej le DoréのKoh-i-Noor 最初はバナナ様の香りと粘りを含むイランイランやフランジパニ、マグノリアなどの南国調フローラルに、埃っぽい甘さが下から勢いよく湧き上がるように重なる 香ばしくクリーミーなサンダルウッドの地塗りに支えられ、Plumeria de …
XerjoffのRichwood 初めに深みがあり綺麗なところだけを取り出したようなローズが、仄かな弾けるようにフレッシュなシトラスとともにパッと広がった 背景は滑らかでバニラの甘さを含んだサンダルウッド 次第にローズはフルーティ寄りになり、雲のようにふん…
パピヨンアルチザンパフュームズのドライアド 最初に強く感じるのは若く苦いガルバナムのグリーン ベルガモットやレモン寄りの明るい酸を含んだネロリ、ピーチさえ感じさせる熟したアプリコット、軽く甘さを含んだハーブが混じり合い、強くなりがちなガルバ…