2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
セルジュルタンスのSantal de Mysore マイソール産のクリーミーな質感と甘さを誇張したような、粘度高めでミルキーな甘さのサンダルウッドの中に、クミン・中粒子のブラックペッパーなどのザラつくスパイスを過剰なまでに入れて混ぜ上げたような香りが飛び出…
メゾンヴィオレのニュエブル 初め、ベルガモットとレモンの明るく爽やかで軽やかな苦みのある柑橘が、たっぷりのホワイトムスクの空気に散りばめられて肌あたり柔らかく広がった すぐに新鮮な野菜のニュアンスとヴァイオレットのパウダリーさを含むアイリス…
St. Clair ScentsのSONG OF AUBRAC 初めベルガモット・レモン系の明るい酸味が柔らかく広がり、追ってビターオレンジの果実感が重なっていった ビターオレンジはオレンジブロッサム由来かも 付ける量が多いと、ナルキッソスのくすんだグリーン要素が下からじ…
Dusitaのルシアージュブラン 最初から勢いよく広がるのは、粒子が細かく特有の刺々しさが控えめなガルバナムと、新鮮な緑茶の葉のように清々しいアルテミシア よく嗅ぐとオレンジ系の柑橘果物香が混じっており、仄かに甘い 少しすると、ザラついた渋苦いレザ…
フランチェスカビアンキのアンダーマイスキン(under my skin) 最初一瞬柑橘要素が感じられ、すぐにアロマティックなハーブ香へ滑らかに移ろっていった その下では仄かにバニラの甘さ・トンカの柔らかさを含むこっくりしたサンダルウッドとスモーキーな樹脂、…
Dusitaのエラワンは、青々としたハーブと日当たりのよい場所で茂る乾いた柔らかなヘイがふんわりと漂ってスタート 粒度が細かく圧も控えめで、自然ながらワイルド過ぎず整った印象 よく嗅ぐと、ハーブとヘイの中にベチバーのドライなアーシーさやクマリンと…
タウアーのNo 02 L`Air du Desert Marocain(モロッコの砂漠の風) 付けた瞬間にタウアー特有のオポポナックスっぽい柔らか軽やかスモーキーな樹脂が広がった すぐにハーバルな草の鋭い層が重なり、レモン系シトラス要素が軽い湿度と共に滲み出てくる 追い重な…
SammarcoのBond-T 最初アニマリックなウード様の香りが一瞬鼻に届く すぐに苦くダークでアーシーなパチュリの地塗りの上に、燻製香の強い鰹節の香りが濃く重なり、ウードはその中に溶け込んでいった ヨーロッパのスーパーで売っている粉っぽくくすんだ質感の…
Farmacia SS. AnnunziataのPatchouly Indonesiano 初めにアーシーながら瑞々しい墨汁のようなパチュリの中から柑橘系の爽やかさが弾け、少しすると奥にチョコレート様の苦みと仄かな甘みが感じられるようになった パチュリと他の香りを組み合わせたというよ…
フレデリックマルのリスメディテラネ 最初は瓜っぽいアクアティックな青さとサンバック系爽やかなジャスミンを含んだミュゲ系のすっきりしたリリー 少しするとリリーの奥に土っぽい野菜の搾り汁のような苦みが感じられるようになった その後カーネーション系…