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ポンコツ凡人素人による香水のたわ言の書きつけ/Twitterの寄せ集め

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Saffron Rose/ Grossmith (Twitter+α)

グロスミスのサフランローズ フルーティなローズが一瞬先行し、すぐに樹脂らしい質感と重み、熟したような深みに感じる甘さを持つウードが重なって香りに厚みを増していく ウードには汗をかいたあとのTシャツのようなモワッとしたアニマルムスクが混じり、強…

Bengale Rouge/ Papillon Artisan Perfumes

パピヨンアルチザンパヒュームズのベンガルルージュ 軽いカンファー調の涼やかさが一瞬香り、すぐオポポナックスのスモーキーで丸い甘さがカンファーのニュアンスを保ちながら分厚い雲のように全体を包んでいく 追って精製度の低いハニーの仄暗い甘さが混じ…

Lucky Oud/ Bortnikoff

BortnikoffのLucky Oud 最初に一瞬瑞々しいフローラルが顔を出し、すぐにカカオか挽きたてコーヒーの、香ばしさの中に自然な甘みを含んだグルマン香が花を覆い尽くしていった お菓子のような人工的な甘さはなく、甘苦さが出てチョコ寄りになったり、香ばしさ…

Lost In Heaven/ Francesca Bianchi

フランチェスカビアンキのロストインヘヴン 柔らかく明るい柑橘で始まり、すぐにグリーンの気配が感じられるようになる さらにすっきり系ジャスミンが混じり、クリーミーなオリスルート・パールのような質感のサンダルウッド・仄かなヘリオトロープのアーモ…

Fille en aiguilles/ Serge Lutens

セルジュルタンスのフィーユアンエギュイユ 初めはパインニードルの針葉樹系艶と深みのある深緑の香りとその中の砂糖を焦がしたような甘さ 少しずつ焦げた甘さは柔らかくなり、アロマティックな森林香と馴染んでいく 次第にカルダモンのようなスパイスが重な…

Poeme/ Lancome

ミモザの日に肖って、ランコムのポエム オレンジブロッサムの甘さをハニーに寄せたような濃く滑らかな質感の華やかフローラルが初めから力強く広がり、その背景にグリーン要素とクレゾール系の薬っぽさ、アニス調のスパイシーな甘さ 次第にフローラルの中に…

Musc Des Sables/ Les Indémodables

Les IndemodablesのMusc Des Sables 最初アンバーグリスの薄い海水の塩気と微かな生臭さが鼻に届く 塩気はそのままに、クリーミーなオリスと汚すぎない動物的に揺らぐムスクを土台にして、柑橘の明るさを含むグリーンフローラルのような植物的な香りが現れた…

Amber Aoud/ Roja Parfums

最近は香りメモは何度か試してから書くことにしているのだが 、Roja DoveのAmber Aoudがあまりによかったので残しておく 最初に感じたのは強い塩気で、ある種のマリンノートが含む生臭さがなくクリア 鼻が慣れると塩辛さの中から艶がありベタつかないカラメ…

Iris Cendré/ Naomi Goodsir

Naomi GoodsirのIris Cendré レタスサラダのように淡くさっぱりしたグリーン要素の強いアイリスでスタート ゲランのアプレロンデやDusitaのSplendirisのトップでも同じ要素を感じるので、柑橘とイリスのある部分が重なると私が感じる香りなのだと思う 背景に…

Cuir de Chine/ Les Indémodables

Les IndémodablesのCuir de Chine 最初に乾燥・発酵させた茶葉のようなくすんだアプリコットが広がり、少しずつ背景にスエード調の重すぎないスモーキーさが感じられるようになった アプリコットはフローラルの柔らかさを帯びてオスマンサスになり、次第に湿…

Fleurs et Flammes/ Antonio Alessandria

アントニオアレッサンドリアのフルールエフラム(花と炎) 初めは淡い柑橘と柔らかな新芽のグリーンが表面に、その下で燻製ハムをよりスモーキーに薬っぽくした動物的に感じられる香りが主張 柑橘とグリーンは透明感のあるリリーに変化していき、追って生臭く…